肝斑やくすみのように顔全体に広がる色むらには、MIIN(LTRA Global社)のレーザーを低い出力で顔全体に重ねるトーニングを、3週間隔で10回以上続けて行います。Pixelab Beauty Clinicのトーニングは、デュアルトーニングと、そこにOpusのUniFaceを組み合わせたトリプルトーニングの2種類です。
LTRA Global · MIIN
向いている方
トーニングが合う色むらと、別の方法を考えたい色むら
肝斑は、両頬や額に左右対称に現れる、輪郭のぼやけた薄茶色の色むらです。紫外線や摩擦、女性ホルモンの影響で濃くなりやすく、強い熱の刺激を受けるとかえって色が深まることがあります。そのため、1か所に強い光を当てる方法よりも、弱い光を顔全体に何度も重ねるトーニングが選ばれてきました。
一方で、輪郭のくっきりした老人性色素斑は、1か所ずつ照射するシミ取りのほうが向いています。同じ顔に両方が重なっている場合もあるため、照射の前に部位ごとに色むらの種類を分けます。
向いている方
- 両頬や額に、左右対称の薄茶色の色むらがある
- 顔全体のくすみや、まだらな色が気になる
- 3週間隔で10回以上の照射を計画できる
- 赤みが数時間〜数日で引く施術を重ねたい
- 毎日の日焼け止めを続けられる
時期を見直す方
- 輪郭のはっきりしたシミを1か所ずつ薄くしたい(シミ取りを検討)
- 日焼け直後、または照射部位に炎症や傷がある
- 妊娠中・授乳中(個別に判断)
- 光に敏感になる薬を服用中(事前に申告)
- 白く色が抜けた部分が顔にある

担当医
代表院長・韓国の形成外科専門医
「学ぶ側から、教える側へ。」ソウル・仁川の聖母病院で研修。現在は来院する医師向けの実技セッションを担当しています。
- レジデントカトリック大学ソウル聖母病院 形成外科レジデント
- 専任医カトリック大学仁川聖母病院専任医
- AlmaTitanium グローバルトレーナー
- JeisysDENSITY ALPHA TIP アンバサダー
- 学会大韓形成外科学会 正会員
治療の流れ
レーザートーニングがメラニンに弱い光を重ねる仕組み
レーザートーニングは、メラニンに吸収される1064nmのQスイッチNd:YAGレーザーを、低い出力で顔全体に均一に当てる方法として広まった施術です。1回ごとの刺激を抑え、色素を少しずつ減らしていくため、回数を重ねることが前提になります。当院のトーニングはMIINのレーザーで行い、トリプルトーニングではデュアルトーニングにOpus(Alma Lasers社)のUniFaceを組み合わせます。
肝斑に低出力のQスイッチNd:YAGレーザーを使った研究50編をまとめたメタ解析では、ほかの治療と組み合わせたほうが単独より効果がよかった反面、効果は時間とともに弱まり、回数が多いほど色が白く抜ける副作用の報告が増えていました(Cervantes, 2022)。IPLとの併用を比べた無作為化試験でも、併用群は早く改善したものの、再発は避けられなかったと結論づけています(Vachiramon, 2014)。長期の経過を追った研究では、再発率の高さが指摘されました(Gokalp, 2016)。どれもMIINという機種に限った研究ではありません。
肝斑は紫外線と摩擦で濃くなるため、照射を続けている間も日焼け止めと、こすらない洗顔をあわせて続けていただきます。
色むらの見極め
初回の照射前肝斑・シミ・そばかすが重なっていないか、部位ごとに見分けます。
洗顔と麻酔クリーム
メイクを落とし、顔に麻酔クリームを塗って待ちます。
トーニングの照射
顔全体に低い出力の光を、むらが出ないよう重ねていきます。
UniFace(トリプルのみ)
トリプルトーニングでは、OpusのUniFaceを組み合わせます。
保湿と紫外線対策
乾燥しやすい照射後の肌の保湿と、日焼け止めの塗り方をお伝えします。
当院で選べる、色むらとシミのメニュー
| 比べる点 | デュアルトーニング | トリプルトーニング | シミ取り(MIIN) |
|---|---|---|---|
| 構成 | MIINで行うトーニング | デュアル+OpusのUniFace | シミ1か所ずつに照射 |
| 主な対象 | 肝斑・くすみ・色むら | 肝斑・くすみ・色むら | 輪郭のはっきりしたシミ |
| 回数の目安 | 10回以上・3週間隔 | 10回以上・3週間隔 | 経過を見て追加 |
| 料金の単位 | 1回・10回+2回 | 1回・10回+2回 | 直径1cmごと |
| 1回の料金(税抜) | ₩130,000+VAT | ₩160,000+VAT | シミ取りのページで公開 |
構成の違いを並べた表で、効果の順位を示すものではありません。
回数ごとの経過
| 回数 | 内容 |
|---|---|
| 1〜3回目 | 照射後の赤みや乾燥の出方を見ながら、出力を調整します。 |
| 4〜10回目 | 3週間隔で照射を重ね、色の変化を確かめながら続けます。 |
| 10回目以降 | 色素は戻ることがあるため、紫外線対策を続けて経過を見ます。 |
施術データ
当院のレーザートーニング早見表
| 麻酔 | 麻酔クリームを使用 |
|---|---|
| ダウンタイム | 一時的な赤み・乾燥が数時間〜数日 |
| 推奨回数 | 最低10回以上を3週間隔で |
| 効果の持続 | 色素は再発しうるため紫外線対策が欠かせない施術 |
| 帰国可能日 | 施術当日の帰国が可能 |
料金
レーザートーニングの料金(税抜)
トーニングの料金は、1回ずつの料金と、10回分に2回が加わる10回パッケージの2通りです。デュアルトーニングの10回パッケージには、照射後のケアも含まれます。たとえばデュアルトーニング1回は₩130,000(税抜)です。エクソソームはレーザーと同じ日に加えるオプションで、単独のメニューとしては設けていません。表示はすべて税抜で、お支払い時に付加価値税(VAT)10%が加わり、精算は韓国ウォン建てになります。
回復
トーニング後の肌の経過
顔がほんのり赤くなり、つっぱるような乾燥を感じることがあります。当日の帰国も可能です。
赤みと乾燥は数時間から数日で落ち着いていきます。保湿をこまめに続けてください。
次の照射の時期です。照射を続けている間も、日焼け止めは毎日欠かさず塗ってください。
リスク
レーザートーニングのリスクと限界
弱い光でも回数を重ねる施術のため、次のような変化が起こりえます。
- 照射後の赤みや乾燥が、数時間〜数日続きます。
- 回数を重ねるうちに、点状に色が白く抜ける色素脱失が起こる場合があります。
- 刺激によって、肝斑がかえって濃く見える時期が出ることもあります。
- 照射部位にほてりや熱感が残ることがあります。
- 照射を終えたあとも、肝斑は紫外線やホルモンの影響で再び濃くなりえます。
メタ解析では照射回数が多いほど色素脱失や白斑の報告が増えたため(Cervantes, 2022)、白く抜けた点に気づいたら、次の照射の前にお知らせください。赤みが何日も引かない、ほてりが強くなるといった変化があれば、LINEでクリニックへご連絡いただけます。
研究
このページの根拠となる研究
- Efficacy and Safety of Low Fluence Nd:YAG Laser Treatment in Melasma: A Meta-Analysis and Systematic ReviewDermatologic Surgery · 2022 · Cervantes J et al. · doi:10.1097/dss.0000000000003635
肝斑への低出力Nd:YAGレーザー50編のメタ解析で、併用治療は単独より効果がよかった一方、効果は時間とともに弱まり、回数が多いほど色素脱失・白斑が増えたとしています。
- Low‐fluence Q‐switched Nd: YAG 1064‐nm laser and intense pulsed light for the treatment of melasmaJournal of the European Academy of Dermatology and Venereology · 2014 · Vachiramon V et al. · doi:10.1111/jdv.12854
低出力QスイッチNd:YAGレーザーにIPLを併用すると単独より肝斑が早く改善したものの、再発は避けられなかったという無作為化試験です。
- Long‐term results in low‐fluence 1064‐nm Q‐Switched Nd:YAG laser for melasma: Is it effective?Journal of Cosmetic Dermatology · 2016 · Gokalp H et al. · doi:10.1111/jocd.12253
低出力1064nmのQスイッチNd:YAGレーザーで肝斑を治療し、長期に追跡すると再発率が高かったという研究です。
よくある質問
レーザートーニングについてのご質問
レーザートーニングは何回受ければいいですか?
当院では、最低10回以上を3週間隔で受けていただくようご案内しています。1回ごとの刺激を弱くして色素を少しずつ減らす施術のため、回数を重ねながら色の変化を見ていきます。
肝斑にもトーニングを受けられますか?
はい、肝斑はトーニングの主な対象の一つです。ただし研究では、照射で薄くなったあとも再発が避けられないとされており、紫外線対策と摩擦を避けるスキンケアを続けることが前提になります。
トーニングのダウンタイムはありますか?
一時的な赤みと乾燥が、数時間〜数日出ることがあります。照射当日は肌をこすらず、保湿を多めにしてお過ごしください。
トーニングを受けた日に帰国できますか?
できます。トーニングは施術当日の帰国が可能な施術です。機内は乾燥しやすいので、保湿剤を手荷物に入れておくと安心です。
3週間隔で10回となると、渡韓の計画はどう立てればいいですか?
照射は3週間あけて行うため、短い滞在では1回の渡韓につき1回の照射になります。3週間ごとの来院が難しいときは、通い方をLINEでご相談ください。
トーニングの効果はどのくらい続きますか?
決まった期間はありません。当院の案内でも、色素は再発する可能性があり、紫外線の管理が欠かせないとしています。照射を終えたあとも日焼け止めを習慣にしてください。
トリプルトーニングでは何が加わりますか?
デュアルトーニングに、OpusのUniFaceを組み合わせたメニューです。1回の料金は₩160,000(税抜)で、10回+2回のパッケージも用意しています。
トーニングは痛いですか?
照射の前に麻酔クリームを塗ります。照射中は肌の表面に細かな温かさやチクチク感が続くことがあり、その感じ方は人によって異なります。
診療する医師の資格を教えてください。
当院の医師は、韓国の形成外科専門医であるソン·ジョングン院長1人です。カトリック大学仁川聖母病院で専任医・臨床講師を務めた経歴があります。
日本語で予約や相談ができますか?
はい。渡韓前のご予約やご質問はLINEで日本語のまま承っています。来院時も日本語の通訳スタッフが常駐していますので、できるだけ早くご連絡いたします。
10回パッケージの料金にVATは含まれていますか?
含まれていません。デュアルトーニング10回+2回の₩1,300,000は税抜で、VAT 10%を加えると₩1,430,000です。お支払いは韓国ウォン建てになります。


