チタニウムリフト(Soprano Titanium)は、3つの波長を組み合わせたダイオードレーザーで真皮を温め、肌のハリとフェイスラインのゆるみに働きかけることを目的とした施術です。Pixelab Beauty Clinicでは照射量を30kJ・60kJ・90kJから選び、4週間の間隔で3〜5回を一つの目安にしています。照射後の赤みやほてりは数時間から数日で、施術当日の帰国も可能です。
Alma Lasers · Soprano Titanium
向いている方
チタニウムリフトを検討しやすい肌の状態
チタニウムリフトは、表面を削らずに熱を重ねていく方法です。1回で大きく形を変えるものではないため、軽いゆるみや肌のハリ不足を、回数をかけて整えていきたい方に向いています。毎日の生活を止めずに通える点を重視する方にも、検討の候補になります。
一方で、皮膚そのものが大きく垂れ下がっている場合は、照射の熱だけで輪郭を戻すことには限界があります。その場合は、ハイフや糸リフトなど別の方法も含めて話し合います。日焼けで肌が熱をもっている時期や、照射する部位に炎症がある時期は、肌が落ち着くまで日程を後ろへずらします。
向いている方
- 頬やフェイスラインのゆるみが軽い〜中くらい
- 肌のハリ不足が気になってきた
- 4週間おきに3〜5回の渡韓を組める
- 表面を削らない照射で少しずつ整えたい
- 施術の翌日から普段どおり過ごしたい
時期を見直す方
- 妊娠中・授乳中
- 強い日焼けの直後で肌がほてっている
- 照射部位に炎症・傷・口唇ヘルペスがある
- 光に敏感になる薬を服用中(事前に申告)
- 余った皮膚を減らしたいほどのたるみ

担当医
代表院長・韓国の形成外科専門医
「学ぶ側から、教える側へ。」ソウル・仁川の聖母病院で研修。現在は来院する医師向けの実技セッションを担当しています。
- レジデントカトリック大学ソウル聖母病院 形成外科レジデント
- 専任医カトリック大学仁川聖母病院専任医
- AlmaTitanium グローバルトレーナー
- JeisysDENSITY ALPHA TIP アンバサダー
- 学会大韓形成外科学会 正会員
症例写真
症例写真(ビフォーアフター)
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER治療の流れ
チタニウムリフトの照射の仕組みとkJの考え方
チタニウムリフトは、Alma Lasers社のSoprano Titaniumで行う照射です。同じ本体は医療脱毛にも使われますが、このページで扱うのは顔のリフトアップを目的とした照射です。
波長の異なる3つのダイオードレーザーは、皮膚の中で届く深さと吸収のされ方が少しずつ違います。ハンドピースを肌の上で往復させ、真皮の層に熱を少しずつためていきます。熱を受けたコラーゲンが縮み、その後の修復の過程で新しいコラーゲンが作られることが期待される、という考え方です。
料金表のkJ(キロジュール)は、1回の照射で顔全体に届けるエネルギーの合計を表します。数字が大きいほど、同じ範囲に熱を重ねる量が増えます。どのkJが合うかは、顔の大きさ、ゆるみの程度、肌が熱にどう反応するかで変わります。
研究面では、Soprano Titaniumそのものを対象にしたリフトアップの臨床研究は見つかっていません。810nmと940nmのダイオードレーザーで顔の引き締めを調べた研究では、安全に行えて効果の可能性がある一方、状態を保つには繰り返しの照射が必要とされました(Voravutinon, 2015)。いずれも他社機器での研究で、仕組みを理解するための背景としてご覧ください。
当院の記録では、韓国の形成外科で初めてチタニウムリフトを導入しました。当院によると、これまでの照射は累計1000万ショットに達しています。
ゆるみと肌質の確認
ご来院の当日ゆるみの位置と肌の色、最近の日焼けの有無を見て、照射量を選びます。
洗顔と麻酔クリーム
メイクを落とし、照射する範囲に麻酔クリームを塗ります。
部位ごとの照射
肌を冷やしながらハンドピースを往復させ、予定したkJに届くまで熱を重ねます。
鎮静と帰宅後の注意
ほてりを落ち着かせ、日焼け止めと保湿についてお伝えして終わります。
当院で受けられる熱を使ったリフトアップ機器の比較
| 比較の視点 | チタニウムリフト | デンシティ(Density Alpha) | オンダリフト |
|---|---|---|---|
| 使うエネルギー | 3波長のダイオードレーザー | 高周波(RF) | マイクロ波 |
| 熱を届けるところ | 真皮の層 | 真皮から皮下の線維 | 皮下の脂肪の層 |
| 当院の回数の目安 | 4週間おきに3〜5回 | 1回、6〜12か月後に経過確認 | 4週間おきに3〜5回 |
| 照射後の反応 | 赤み・ほてりが数時間〜数日 | 赤み・ほてり・軽い腫れが数日 | 赤み・ほてり・押した痛みが数時間〜数日 |
| 料金の単位 | kJ(エネルギー量) | ショット数 | kJ(顔・体) |
| 料金(税抜) | ₩660,000〜+VAT | 各施術のページに掲載 | 各施術のページに掲載 |
回数と照射後の反応は当院の施術案内表によるもので、機器の優劣を示す表ではありません。
回数ごとの経過
| 回数 | 内容 |
|---|---|
| 1回目 | 肌の反応を見ながら、選んだkJで顔全体に照射します。 |
| 2回目(4週間後) | 前回の赤みの出方を踏まえ、照射の配分を調整します。 |
| 3〜5回目 | 4週間おきに重ね、ハリの変化を見ながら回数を決めます。 |
| その後 | 状態を保つための照射を続ける場合は、6週ごとの1年間プランもあります。 |
施術データ
チタニウムリフトの基本データ(当院の案内表)
| 麻酔 | 麻酔クリーム |
|---|---|
| ダウンタイム | 赤み・ほてりが数時間〜数日 |
| 推奨回数 | 通常3〜5回、4週間の間隔 |
| 効果の持続 | 人によって異なり、繰り返しの照射で維持 |
| 帰国可能日 | 施術当日の帰国が可能 |
料金
チタニウムリフトの料金とkJ別のプラン
チタニウムリフトの料金は、1回あたりの照射エネルギー(kJ)で分かれています。60kJと90kJのプランには、料金表で「エトソーム(Ethosome)」と書かれた内容が付いています。具体的に何が加わるかは、お見積りの際に項目として確かめられます。3〜5回の通院を考えている方は、6週ごとに照射を受けられる1年間プランと、1回ごとの料金を比べて選べます。
表示している金額は税抜で、会計時に付加価値税(VAT)10%が上乗せされます。いちばん小さい30kJのプランは₩660,000で、税込では₩726,000です。お見積りは韓国ウォン建てで作成されます。
回復
チタニウムリフトを受けた後の過ごし方
顔に赤みとほてりが出ることがあります。帰国便には当日から乗れます。
赤みは数時間から数日で引いていきます。日焼け止めは毎朝欠かさずに。
3〜5回の計画なら、次の照射を受ける時期にあたります。
リスク
チタニウムリフトで起こりうる反応と限界
熱を使う照射のため、次のような反応や合併症の可能性があります。
- 赤み・ほてり・軽いむくみ。通常は数時間から数日で落ち着きます。
- 熱傷や水ぶくれ。日焼けした肌や色の濃い肌では起こりやすくなるため、照射前に肌の状態を確かめます。
- 炎症後色素沈着。照射のあと強い日差しを浴びると、茶色っぽいしみが残る場合があります。
- 変化の出方や持続は人によって異なり、効果を保つには間隔をあけた照射の継続が前提になります。
- 研究の多くは他社機器の小規模なもので、根拠の質はまだ高くありません。
多波長レーザーで顔の輪郭を整える試みを報告した論文も、根拠の質は低いとしています(Choi, 2023)。水ぶくれ、強い痛み、数日たっても引かない赤みが出たときは、写真を添えてLINEでクリニックにご連絡ください。このページの症例写真は当院で撮影したもので、変化の感じ方は人によって異なります。
研究
このページの根拠となる研究
- Efficacy of diode laser (810 and 940 nm) for facial skin tighteningJournal of Cosmetic Dermatology · 2015 · Voravutinon N et al. · doi:10.1111/jocd.12165
810nmと940nmのダイオードレーザーによる顔の引き締めは安全に行え、効果の可能性があるものの、状態を保つには繰り返しの照射が必要としています。他社機器の研究で、仕組みの背景として紹介しています。
- Using multiple wavelengths in order to improve the facial contouring procedure by the lipolysis and sculptingJournal of Cosmetic Dermatology · 2023 · Choi J · doi:10.1111/jocd.16021
複数の波長のレーザーで顔の輪郭を整える方法を新しい選択肢として示した報告ですが、根拠の質は低く、機器も当院のものと同じとは限りません。
- Facial skin tightening with an 1100–1800 nm infrared deviceJournal of Cosmetic and Laser Therapy · 2008 · Carniol P et al. · doi:10.1080/14764170801898840
1100〜1800nmの赤外線機器で顔の引き締めを調べた小規模な研究で、測定上の引き締まりと患者自身の評価の両方を報告しています。他社の赤外線機器による研究です。
- Long pulsed 1064 nm Nd: YAG laser treatment for wrinkle reduction and skin laxity: evaluation of new parametersInternational Journal of Dermatology · 2014 · Hong J et al. · doi:10.1111/ijd.12626
ロングパルス1064nmのNd:YAGレーザーで新しい設定を試し、しわの改善と少ない副作用を報告した試験です。当院のダイオードレーザーとは別の機器です。
よくある質問
チタニウムリフトについてよくある質問
チタニウムリフトのダウンタイムはありますか?
当院の案内では、赤みとほてりが数時間から数日続くことがあります。照射の量や肌の反応で長さは変わります。メイクは赤みが引いてから、刺激の少ないものを選んでください。
照射を受けたその日に日本へ帰る便に乗れますか?
はい、施術当日の帰国が可能です。4週間おきの計画なら、日本と韓国を往復しながら通う形になるため、次の渡韓の日程もあわせて決めておくと安心です。
効果はいつから感じられて、どのくらい続きますか?
持続の長さは人によって異なり、当院では繰り返しの照射で状態を保つ考え方をとっています。コラーゲンの修復には時間がかかるため、変化は回数を重ねる中で確かめていきます。
照射中は痛いですか?
照射前に麻酔クリームを塗り、肌を冷やしながら照射します。熱がじんわりたまる感覚があり、頬骨やあごの骨に近い部分は熱さを感じやすい傾向があります。感じ方には差があり、つらいときは照射中でもお伝えください。
30kJ・60kJ・90kJは何が違いますか?
1回の照射で届けるエネルギーの合計です。数字が大きいほど熱を重ねる量が増え、60kJと90kJには料金表上エトソームが付きます。料金は30kJが₩660,000、90kJが₩1,300,000(いずれも税抜)です。
1年間プランとはどのようなものですか?
1年間、6週ごとにチタニウムリフトを受けられる料金表上のプランで、総額は₩3,300,000(税抜)です。渡韓の回数が多くなる方は、1回ごとの料金と合計を比べてみてください。
院長はどの診療科の医師ですか?
ソン·ジョングン院長は韓国の形成外科専門医です。形成外科は、皮膚や軟部組織の形と傷の治り方を扱う診療科にあたります。
日本語で相談や説明を受けられますか?
はい。院内には日本語の通訳スタッフが常駐しています。来院前の質問もLINEから日本語で送れますので、できるだけ早くご連絡いたします。
表示の料金にVATは含まれていますか?
含まれていません。表示は韓国ウォン建ての税抜価格で、会計時に付加価値税(VAT)10%が加わり、たとえば60kJは税込で₩1,089,000になります。
日本で聞く「ソプラノチタニウム」と同じ機器ですか?
はい、機器はSoprano Titaniumです。日本ではこの名前で脱毛の施術を指すことが多く、当院ではリフトアップの照射をチタニウムリフトと呼んでいます。


