ニキビ跡のクレーター、帝王切開・甲状腺・胸の手術跡、赤く盛り上がるケロイドは、それぞれ治療に使う方法も料金の数え方も異なります。Pixelab Beauty Clinicでは傷跡の種類と深さを見分けたうえで、レーザー・サブシジョン・注射を組み合わせます。傷跡の修正は形成外科が受け持つ分野で、当院の医師は韓国の形成外科専門医、ソン·ジョングン院長1人です。
傷跡の種類から選ぶ治療の入口
傷跡は、けがや手術、炎症で傷ついた皮膚が治る過程で、コラーゲンが元とは違う並び方で作り直された部分です。治り方によって、周りより凹む萎縮性の傷跡、平らでも線の幅や色が目立つ傷跡、周りより盛り上がる肥厚性瘢痕やケロイドに分かれます。凹みには表面から新しいコラーゲンを促す方法、盛り上がりには硬くなった組織を落ち着かせる方法が向くため、最初に種類を見分けることが治療計画の出発点になります。
| 傷跡の種類 | 主な方法 | 料金の単位 | 回数・間隔の目安 |
|---|---|---|---|
| ニキビ跡のクレーター | 傷跡レーザーのセット | 範囲の広さと回数 | 2か月以上あけて3〜5回 |
| 引きつれた凹み | サブシジョン | 範囲の大きさ | 4〜8週ごとに1〜3回以上 |
| 帝王切開・甲状腺・胸の手術跡 | 傷跡レーザーのセット | 1部位ごと | 状態に応じて繰り返す |
| そのほかの線状の傷跡 | 傷跡レーザーのセット | 長さ1cmごと | 状態に応じて繰り返す |
| ケロイド | 傷跡への注射 | 長さ1cmごと | 3〜6週ごとに繰り返す |
凹んだ傷跡:ニキビ跡のクレーターとサブシジョン
炎症の強いニキビのあとに残るクレーターには、ウルトラパルスアルファ(UltraPulse Alpha)CO2フラクショナルレーザーを含む傷跡レーザーのセットを使います。料金表のセットにはEnderm、Opus Pixel、アルマハイブリッド、SkinJet、Sca Modeも並んでおり、どの機器をどう重ねるかは傷跡の形を見て医師が選びます。当院が案内している回数は、2か月以上の間隔をあけて3〜5回です。タイプの分け方や照射の流れはニキビ跡のクレーター治療のページで詳しく紹介しています。
皮膚の下の線維に引っぱられてできた凹みは、表面からの照射だけでは持ち上がりにくいことがあります。サブシジョンは、細い針を傷跡の下に入れてその線維を切り離す処置です。麻酔クリームか局所麻酔を使い、内出血や腫れは2週間ほど続くことがあり、押すと痛む時期もあります。
線状の傷跡と手術跡:帝王切開・甲状腺・胸
帝王切開や甲状腺、胸の手術でできた傷跡は、決まった部位ごとの料金です。それ以外の線状の傷跡は、長さ1cmごとに料金が決まります。麻酔は麻酔クリームか局所麻酔が基本で、範囲によっては睡眠麻酔を選べます。治療後は赤み・かさぶた・むくみが2週間以上残る場合もあり、傷跡そのものも成熟に合わせて長い期間をかけて変わっていきます。回数は傷跡の状態を見ながら繰り返し、間隔は医師が決めます。けがや手術の傷跡に対するフラクショナルレーザーは、有望な一方で今後の研究による裏付けが必要な道具と位置づけられています(Anderson, 2014)。部位ごとの考え方は帝王切開・手術の傷跡治療のページにまとめました。
盛り上がる傷跡:肥厚性瘢痕とケロイド
肥厚性瘢痕は元の傷の範囲にとどまる盛り上がりで、ケロイドは元の傷の縁を越えて広がっていく点が異なります。当院ではケロイドに注射を行い、料金は長さ1cmが単位です。3〜6週の間隔で経過を見ながら打ち、麻酔は使わないか局所麻酔にとどめます。注射した部位には痛みや内出血、一時的な皮膚の凹みが出ることがあり、治療を終えたあとに再発する場合もあります。肥厚性瘢痕とケロイドへのレーザー治療は、研究ごとの差が大きく規模も小さいため、根拠はまだ十分とはいえないと結論づけた系統的レビューがあります(Leszczynski, 2022)。
色素沈着と、日本からの通院
皮膚を削るタイプのフラクショナル治療では、アジア人の肌で炎症後色素沈着が主な合併症になり、密度を下げて間隔を広げ、回数を増やすほど起こりにくくなると報告されています(Wat, 2016)。治療期間中の日焼け止めは、どの傷跡でも欠かせません。
ニキビ跡のレーザー、手術跡の治療、サブシジョン、ケロイド注射は、いずれも当院の案内で施術当日の帰国が可能です。院内には日本語の通訳スタッフが常駐しており、渡韓前の質問もLINEにて日本語でお受けしています。Pixelab Beauty Clinicは2025–2026年の期間、韓国法務部から医療観光優秀誘致機関に指定され、韓国保健福祉部の外国人患者誘致医療機関評価認証(KAHF)も受けています。

担当医
代表院長・韓国の形成外科専門医
「学ぶ側から、教える側へ。」ソウル・仁川の聖母病院で研修。現在は来院する医師向けの実技セッションを担当しています。
- レジデントカトリック大学ソウル聖母病院 形成外科レジデント
- 専任医カトリック大学仁川聖母病院専任医
- AlmaTitanium グローバルトレーナー
- JeisysDENSITY ALPHA TIP アンバサダー
- 学会大韓形成外科学会 正会員
料金
傷跡治療の料金(税抜・VAT 10%別)
傷跡治療の料金は、傷跡の種類ごとに数え方が変わります。クレーターは照射する範囲の広さと回数、手術跡は部位、線状の傷跡とケロイド注射は長さ1cm、サブシジョンは処置する範囲の大きさが基準です。たとえば帝王切開・甲状腺・胸の手術跡は、1部位で₩660,000(税抜)となります。
料金表の傷跡レーザーは複数の機器を組み合わせたセットの料金で、機器1台ずつの価格とは別物です。PDRN追加は傷跡の施術に上乗せするオプションで、1年プランは2か月ごとの来院を前提にしています。下のカードはすべて税抜の金額で、会計時に付加価値税(VAT)10%が加わります。お見積りは韓国ウォン建てで、部位・回数・オプションが一行ずつ記載されます。
手術跡(帝王切開ほか)
1部位₩660,000 税抜₩726,000 税込帝王切開・甲状腺・胸ご予約線状の傷跡
長さ1cmあたり₩200,000 税抜₩220,000 税込ご予約ケロイド注射
長さ1cmあたり₩20,000 税抜₩22,000 税込ご予約傷跡レーザー カード大
1回₩600,000 税抜₩660,000 税込ご予約傷跡レーザー カード大
5回セット₩2,000,000 税抜₩2,200,000 税込ご予約傷跡レーザー 両頬
1回₩800,000 税抜₩880,000 税込ご予約傷跡レーザー 両頬
5回セット₩3,200,000 税抜₩3,520,000 税込ご予約傷跡レーザー 全顔
1回₩1,500,000 税抜₩1,650,000 税込ご予約傷跡レーザー 全顔
5回セット₩4,800,000 税抜₩5,280,000 税込ご予約傷跡レーザー 1年
2か月ごとの来院₩5,000,000 税抜₩5,500,000 税込ご予約PDRN追加
傷跡の施術に上乗せ₩250,000 税抜₩275,000 税込単独のメニューではありませんご予約サブシジョン 小
2×2cm未満₩100,000 税抜₩110,000 税込ご予約サブシジョン 中
5×5cm未満₩250,000 税抜₩275,000 税込ご予約サブシジョン 全顔
必要な部位のみ₩500,000 税抜₩550,000 税込ご予約研究
このページの根拠となる研究
- Laser Treatment of Traumatic Scars With an Emphasis on Ablative Fractional Laser ResurfacingJAMA Dermatology · 2014 · Anderson R et al. · doi:10.1001/jamadermatol.2013.7761
けがや手術による傷跡に対して、フラクショナルレーザーは有望ながら活用の少ない道具であり、ほかの治療と組み合わせつつ今後の研究で裏付けるべきとした専門家の合意です。
- Laser therapy for treating hypertrophic and keloid scarsCochrane Database of Systematic Reviews · 2022 · Leszczynski R et al. · doi:10.1002/14651858.cd011642.pub2
肥厚性瘢痕とケロイドへのレーザー治療を調べたコクランレビューで、研究の差が大きく規模も小さいため根拠は不十分とし、再発率を含む質の高い長期研究を求めています。
- Fractional resurfacing in the Asian patient: Current state of the artLasers in Surgery and Medicine · 2016 · Wat H et al. · doi:10.1002/lsm.22579
アジア人の肌でフラクショナル治療は萎縮性・肥厚性の傷跡に使える選択肢である一方、主な合併症は炎症後色素沈着で、低密度・広い間隔・回数を増やす工夫でリスクが下がるとした総説です。
よくある質問
傷跡治療についてのよくある質問
傷跡治療のあと、赤みや腫れはどのくらい続きますか?
傷跡の種類で違います。ニキビ跡のレーザーは赤みが2〜3日、再生テープが約7日です。手術跡の治療は赤み・かさぶた・むくみが2週間以上残ることがあり、サブシジョンは内出血と腫れが2週間ほど続きます。ケロイド注射では注射部位の痛みや内出血が出ることがあります。
施術を受けた日に日本へ帰れますか?
帰れます。当院の案内では、ニキビ跡のレーザー、手術跡の治療、サブシジョン、ケロイド注射のいずれも当日の帰国が可能です。内出血やかさぶたが残った状態で搭乗することになるため、帰国後の予定は少し余裕をもたせてください。
傷跡やケロイドは何科の医師が診るものですか?
傷跡の修正は、けがや手術の傷の治り方を扱う形成外科の分野です。当院のソン·ジョングン院長は韓国の形成外科専門医で、ニキビ跡から手術跡、ケロイドまでの治療計画を立てます。
韓国での傷跡治療に日本の健康保険は使えますか?
使えません。当院での傷跡治療は韓国での自由診療となり、日本の健康保険の対象にはなりません。料金はこのページに載せた税抜の金額にVAT 10%を加えた額を、全額ご負担いただきます。
日本語で相談できますか?
はい。院内に日本語の通訳スタッフが常駐しています。渡韓前に傷跡の写真を添えて、LINEから日本語でご質問いただくこともでき、できるだけ早くご連絡いたします。
表示の料金にVATは入っていますか?
入っていません。表示はすべて税抜で、会計時にVAT 10%が加わります。たとえばケロイド注射1cmの₩20,000は、税込で₩22,000です。お見積りは韓国ウォン建てで作成します。
ケロイド注射の料金はどう計算しますか?
盛り上がった傷跡の長さ1cmあたり₩20,000(税抜)で、長さに応じて合計が決まります。注射は3〜6週の間隔で、経過を見ながら繰り返していきます。
自分の傷跡がどの種類か、渡韓前に相談できますか?
できます。LINEで傷跡の写真と、できた時期やきっかけ(ニキビ・手術・けがなど)をお送りいただければ、考えられる治療の方向をクリニックからお伝えします。最終的な組み合わせは、来院当日に傷跡を直接見て決めます。
手術跡やニキビ跡は完全になくなりますか?
傷跡治療の目的は、凹みや盛り上がり、幅や色を目立ちにくくすることです。一度できた傷跡が周りとまったく同じ皮膚に戻るわけではなく、改善の度合いは深さや古さ、体質によって変わります。ケロイドは治療後に再発することもあります。


