二の腕は脇の下の脂肪まで含め、お腹は180°と360°の2種類、太ももは脚をぐるりと囲む360°と、当院の脂肪吸引は料金表の部位単位で計画します。手術は韓国の形成外科専門医であるソン·ジョングン院長が執刀し、麻酔は眠った状態で受ける睡眠麻酔です。内出血やむくみは数週間続くため、帰国までの日数に余裕をもたせてください。

向いている方
脂肪吸引を考えてよい方と、見送ったほうがよい方
脂肪吸引は、皮膚の下にある皮下脂肪を細い管(カニューレ)で吸い出し、体の輪郭を整える手術です。運動や食事で体重を落としても、二の腕の後ろ側や下腹、太ももの内側だけが残る、という部分的な脂肪のふくらみが主な対象になります。
体重を大きく減らす方法ではありません。取り除けるのは皮下脂肪で、内臓のまわりの脂肪は対象外です。また、脂肪を取ったあとの皮膚は自然に縮もうとしますが、もともと皮膚のたるみが強い部位では、脂肪が減った分だけたるみが目立つことがあります。
睡眠麻酔を使う手術のため、持病や服用中の薬、過去の手術歴は前もってすべてお知らせいただく必要があります。血栓ができやすい体質や、出血が止まりにくい状態がある場合は、手術を勧められないこともあります。
向いている方
- 二の腕の後ろ側のふくらみが気になる
- 下腹や脇腹の脂肪が服の上からでも目立つ
- 太ももの内側・外側の張り出しを整えたい
- 体重は安定しているのに部分的に脂肪が残る
- 回復のために滞在日数を確保できる
時期を見直す方
- 体重を大きく減らすことが目的
- 皮膚のたるみが強く、脂肪より皮膚が気になる
- 妊娠中・授乳中、または近く妊娠を予定している
- 血栓や出血の病歴、抗凝固薬をまだ申告していない
- これから大きな減量や増量を予定している
- 手術後すぐに長距離の移動が必要な日程

担当医
代表院長・韓国の形成外科専門医
「学ぶ側から、教える側へ。」ソウル・仁川の聖母病院で研修。現在は来院する医師向けの実技セッションを担当しています。
- レジデントカトリック大学ソウル聖母病院 形成外科レジデント
- 専任医カトリック大学仁川聖母病院専任医
- AlmaTitanium グローバルトレーナー
- JeisysDENSITY ALPHA TIP アンバサダー
- 学会大韓形成外科学会 正会員
治療の流れ
二の腕・お腹・太ももの脂肪吸引の進め方
手術では、皮膚の小さな穴から細いカニューレを入れ、皮下脂肪の層を前後に動かしながら吸い出していきます。深い層と浅い層の取り方のバランスで仕上がりのなめらかさが変わるため、立った姿勢で脂肪の厚みとふくらみの境目を確かめ、皮膚に印をつけてから始めます。
お腹の180°と360°の考え方
料金表では、お腹の脂肪吸引が180°と360°に分かれています。角度の表記は、一般に体のまわりをどこまで囲んで吸引するかを示すもので、180°は体の前面、360°は脇腹から背中側までを含む考え方です。どちらが合うかは、横から見たときのウエストの張り出しと、背中側の脂肪の厚みで変わります。
睡眠麻酔と、文献にみる脂肪吸引の安全性
当院の案内では、脂肪吸引は睡眠麻酔で行います。脂肪吸引の合併症を集めたメタ解析では、全体として合併症の少ない手術とされ、最も多いのは輪郭の凹凸でした(Comerci, 2024)。一方で、大量の脂肪吸引を対象にした別のメタ解析は、質の高い研究が見当たらず、データには限りがあるとしています(Kanapathy, 2020)。局所麻酔液を注入して行う方法では、手順を厳密に守ることで安全に行えたという大規模な報告もありますが(Habbema, 2009)、これは特定の方法についての研究です。手術前の評価や血栓予防を含めた全体像は、文献を整理した総説にまとめられています(Chia, 2017)。
デザインとマーキング
立った姿勢で脂肪の厚みとふくらみの境目を確かめ、吸引する範囲に印をつけます。
睡眠麻酔
静脈から麻酔薬を入れ、眠った状態で手術を受けていただきます。
脂肪の吸引
一般的に約1〜3時間院長がカニューレで部位ごとに吸引します。部位が多いほど時間は長くなります。
圧迫着の装着
手術直後から圧迫着を着け、皮膚が落ち着くのを支えます。
手術後の経過観察
定期的に内出血・むくみ・輪郭の出方を診ていきます。
当院の脂肪吸引の部位と料金表の区分
| 比較の視点 | 二の腕 | お腹180° | お腹360° | 太もも360° |
|---|---|---|---|---|
| 料金表の範囲 | 脇の下の脂肪を含む | 体の前面 | 脇腹・背中側まで | 脚のまわり全体 |
| 対象となる悩み | 腕の後ろ側のふくらみ | 前に出た下腹 | 横に張ったウエスト | 内側・外側の張り |
| 麻酔 | 睡眠麻酔 | 睡眠麻酔 | 睡眠麻酔 | 睡眠麻酔 |
| 料金(税抜) | ₩3,300,000+VAT | ₩3,000,000+VAT(前面) | ₩5,500,000+VAT(一周) | ₩6,000,000+VAT(脚まわり) |
料金表の区分を並べた表で、どの範囲が合うかは体の形を見て決めます。
施術データ
脂肪吸引の手術と回復の目安
| 施術時間 | 一般的に約1〜3時間(部位が多いと長め) |
|---|---|
| 麻酔 | 睡眠麻酔(静脈麻酔) |
| 回復期間 | 内出血・むくみ・痛みが数週間、圧迫着を着用 |
| 通院回数 | 手術後に定期的な経過観察 |
| 運動の再開 | 一般的に歩行は当日から、激しい運動は約6週以降 |
| 帰国可能日 | 一般的に最低5〜7日、長距離便は約1〜2週後 |
料金
韓国の脂肪吸引の値段(税抜)
脂肪吸引の料金は部位ごとに決まっているため、二の腕とお腹を同じ日に受ける場合は、2部位分の料金を足した額になります。お腹だけは180°と360°の2段階があり、範囲を広げると料金も変わります。
カードに記載した額はすべて税抜で、会計時に付加価値税(VAT)10%が別途かかります。同じカードに税込額も載せているので、渡航予算と比べるときはそちらをご覧ください。料金表には睡眠麻酔と局所麻酔がそれぞれ別の行として載っており、手術料金に含まれるかどうかはお見積りの書面で分かります。圧迫着や手術後の経過観察の扱いもあわせて書いてもらうと、総額を正しく比べられます。お見積りとお支払いは韓国ウォン建てです。
回復
脂肪吸引のあとの回復スケジュール
圧迫着を着けて過ごします。目が覚めたら短い歩行が一般的に勧められます。
内出血・むくみ・痛みが強まる時期で、圧迫着は着けたままにします。
一般的に、飛行機に乗れる最も早い時期とされます。
長距離便での帰国は、一般的にこのころからが目安です。
一般的に軽い運動を再開できる時期で、むくみも少しずつ引いていきます。
普段の運動や激しい運動は、一般的にこのころから再開します。
リスク
脂肪吸引のリスクと、帰国の日程で気をつけること
脂肪吸引は皮膚の下で組織を動かす手術で、次のリスクがあります。
- 内出血・むくみ・痛み(当院の案内では数週間)
- 皮膚表面の凹凸や左右差
- 皮膚の下に液がたまる漿液腫や、血液がたまる血腫
- 吸引した部位の感覚が鈍くなる、またはしびれる
- 感染や、傷口の治りの遅れ
- 色素沈着
- 脚や肺の血栓(深部静脈血栓症・肺塞栓症)
文献上、合併症の割合は色素沈着が1.49%、漿液腫が0.65%、血腫が0.27%と報告されています(Comerci, 2024)。複数の部位や大量の脂肪吸引では、イギリスの学会の指針が2〜4週間あけてからの帰国を勧めており、機内では通路側の席を選び、水分をとって歩き、弾性ストッキングを使うといった血栓予防が一般的に勧められています。
息苦しさや胸の痛み、片脚だけの腫れや痛み、強まる痛みや発熱、傷からの濁った分泌物に気づいたら、すぐに受診し、LINEでクリニックにもお知らせください。
研究
このページの根拠となる研究
- Risks and Complications Rate in Liposuction: A Systematic Review and Meta-AnalysisAesthetic Surgery Journal · 2024 · Comerci A et al. · doi:10.1093/asj/sjae074
脂肪吸引の合併症を集めたメタ解析で、全体として合併症の少ない手術とし、最も多いのは輪郭の凹凸、色素沈着1.49%・漿液腫0.65%・血腫0.27%などと報告しています。
- Safety of Large-Volume Liposuction in Aesthetic Surgery: A Systematic Review and Meta-AnalysisAesthetic Surgery Journal · 2020 · Kanapathy M et al. · doi:10.1093/asj/sjaa338
大量の脂肪吸引の合併症をまとめたメタ解析ですが、質の高い研究がなく、データには限りがあるとしています。
- Safety of Liposuction Using Exclusively Tumescent Local Anesthesia in 3,240 Consecutive CasesDermatologic Surgery · 2009 · HABBEMA L · doi:10.1111/j.1524-4725.2009.01284.x
局所麻酔液だけで行った脂肪吸引の連続症例の報告で、指針を厳密に守れば安全だったとしています。特定の方法についての観察研究です。
- Evidence-Based Medicine: LiposuctionPlastic & Reconstructive Surgery · 2017 · Chia C et al. · doi:10.1097/prs.0000000000002859
手術前の評価、薬、手技、結果、血栓予防と合併症を文献の根拠に沿って整理した脂肪吸引の総説です。
よくある質問
脂肪吸引についての質問
韓国で二の腕の脂肪吸引を受けるといくらですか?
二の腕は脇の下の脂肪を含めて₩3,300,000(税抜)です。料金は部位ごとに決まっていて、お腹は180°と360°、太ももは360°の区分があり、複数の部位を受ける場合は合計した額になります。
睡眠麻酔の料金は手術代に含まれますか?
料金表では、睡眠麻酔と局所麻酔が手術とは別の行として載っています。どの行が手術料金に加わるかはお見積りの書面に明記されるので、圧迫着や経過観察の扱いとあわせて確かめてください。
脂肪吸引のダウンタイムはどのくらいですか?
当院の案内では、内出血・むくみ・痛みが数週間続き、その間は圧迫着を着けて過ごします。歩くことは一般的に当日から勧められますが、激しい運動は一般的に6週ほどあけてからです。
渡韓して脂肪吸引を受けるなら何日滞在すればいいですか?
当院としての帰国日の基準はまだ決まっていません。一般的には手術から最低5〜7日、長距離便なら1〜2週間あけるのが目安とされ、複数部位や大量の吸引では2〜4週間とする指針もあります。経過観察の予定も含めて日程を組んでください。
渡韓のときに持って行くとよいものはありますか?
手術当日は、前開きでゆったりした服と、ゴムのきつくない下着が着替えやすく便利です。服用中の薬の名前がわかるメモと、帰りの機内で使う弾性ストッキングも用意しておくと安心です。
手術はどの医師が担当しますか?
脂肪吸引は、韓国の形成外科専門医であるソン·ジョングン院長が執刀します。形成外科は体の輪郭や傷の治り方を扱う外科で、当院の医師は院長1人です。
日本語で手術の説明を受けられますか?
はい。日本語の通訳スタッフが常駐しているため、手術の説明や手術後の注意も日本語で聞けます。予約前の質問はLINEで日本語のまま送っていただければ、できるだけ早くご連絡いたします。
料金表の金額に税金は入っていますか?
入っていません。表示は税抜で、お支払いの際にVAT(付加価値税)10%が加わります。たとえばお腹180°は₩3,000,000で、税込では₩3,300,000です。お支払いは韓国ウォン建てです。
お腹の180°と360°はどう選びますか?
180°は体の前面、360°は脇腹や背中側までを含む範囲という考え方です。下腹が前に出ているのか、ウエストが横に張っているのかを立った姿勢で見て、どちらの範囲が合うかを決めます。
脂肪吸引をしたら太りにくくなりますか?
取り除いた脂肪による変化は長く保たれますが、体重の影響は受けます。手術後に体重が増えると、残っている脂肪や吸引していない部位にふくらみが出ることがあります。
脂肪吸引で体重はどのくらい減りますか?
脂肪吸引は体重を減らすための手術ではなく、部分的なふくらみを整える手術です。取り除くのは皮下脂肪で、内臓のまわりの脂肪は変わらないため、体重計の数字より服のシルエットに違いが出ます。
日本の健康保険で費用をまかなえますか?
まかなえません。体の輪郭を整える目的の脂肪吸引は自由診療にあたり、日本の健康保険は適用されません。保険の扱いについて詳しく知りたい場合は、加入している保険の窓口にお尋ねください。


